デザイナーズ賃貸物件に住むデメリットはある!?

デザイナーズ賃貸物件とは

デザイナーズ賃貸物件に明確な定義はありません。一般的には建築家やデザイナーのコンセプトやこだわりを全面的に押し出した物件で、個性的でお洒落なものが多いです。共用部分に多くのグリーンが使われていたり、無垢材や天然石が使われているなど材質にこだわっていたりします。梁や柱がなく高い天井と大きな窓を持つ、開放的な物件などもあります。デザイナーズ物件は個性的でありながら周囲の環境にマッチし、地域の魅力を高めるのに一役買っています。趣向を凝らした一点ものの物件に、気軽に住めるのが賃貸の強みです。デザイナーズ物件は、インターネットのデザイナーズ物件を扱うサイトで探すことができます。実際に住んでいる人の口コミなどを利用すると、よい物件を探せます。

デザイナーズ賃貸物件に住むデメリット

デザイナーズ賃貸物件の数は限られています。住みたい人は引っ越しのシーズンに関係なく探しているので、気になる物件を見つけたら早めに問い合わせなければ住むこと自体が難しいでしょう。前述の通りデザイナーズ物件の定義は明確ではないため、不動産会社によって考え方が異なります。建築家がデザインしたものを全てデザイナーズ物件と呼んでいるところもあれば、コンクリート打ちっぱなしなどお洒落な物件をデザイナーズ物件としているところもあります。建物の個性やお洒落さではなく建築家が設計した物件にこだわるなら、借りる際に定義を確認するとよいでしょう。逆に、思っていたよりも無個性だったという事例もあります。実際に住んでみるとデザインが先行して住みにくい場合もあり、家賃を下げて貸し出していることもあるようです。