デザイナーズ賃貸物件はいびつな形の間取りが多い?家具や家電の配置の事も考える

稀に居住性を二の次にした物件がある

デザイナーズ物件は他とは違う個性的なデザインが特徴です。賃貸の場合、購入するよりも少ない出費でおしゃれなデザインの物件を利用できるメリットがありますが、反面、デザイナーズ物件特有のデメリットがある事実も否定できません。デザイナーズ物件の中には稀に、居住性や使い心地の良さを二の次にした物が存在します。デザイナーの個性や表現技法を優先するあまり、実際に利用する入居者のことを考えないのが理由です。このような物件は間取りがいびつな形になっているケースが少なくありません。デザイナーズ物件によっては面積を広く取っていても実際に使用できるスペースが少ない形の間取りになっている物があるので、入居の際は事前の下見を忘れてはいけません。

生活用品の置き場所を考えることが大切

デザイナーズ物件の入居者に共通する悩みとして家具や家電製品などの生活用品の扱いがあります。一般的な間取りであれば正方形や長方形などの整然とした形の組み合わせなので置き場所探しで苦労することはほとんどありません。しかし、個性的なデザインを謳うデザイナーズ物件は間取りも特異的な形状になっていることが少なくありません。四角形であってもひし形や台形など、間取りの四隅が直角になっていないことがあるので生活用品を部屋の隅に置くことが困難になっています。特に家電製品はコンセントの数や位置も置き場所に影響するので、快適に利用するためにも物件選びは慎重に行う必要があります。

デザインが好みであっても生活用品の置き場所が確保できない物件は利便性が低くなるので避けるのが無難でしょう。